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論理的に考えた結果、栄誉ある撤退を僕は選んだ。後悔はない、が来週の僕はきっと後悔していることだろう。自分に厳しく!

いつだって現実は冷たく残酷なものだ。


昔、どこの誰かも分からないがおそらくは偉いであろう人はそう言った。その鋭い刃を喉元に突きつけられるような言葉が、本質のみを抽出して抉り取ったような言葉が、僕の琴線をシャカシャカと掻き鳴らした。
きっと僕はこの言葉を吐いた人と仲良くなれない。そう感じずにはいられなかった。きっと彼は見栄と虚栄だけで構成された僕の人格という名のATフィールドを尽く突き破って来るのだろう。本質を突くことは悪いことでも間違ったことでもない、だが突きすぎるとろくな人間にはなれないのだ。


とはいえこの言葉には共感させられざるを得ないような説得力がある。この世に生を受けて四半世紀になる僕の人生の価値観とこの言葉が酷く似ているからなのかもしれない。


また先週から風邪をこじらせつい昨日まで病魔と死闘演武を繰り広げていた僕がたった今目の当たりにしている現実も、証拠の一角を担っているだろう。
今日はプレゼンボード提出日なのだ。こんなことが、こんなことがまかり通る世の中でいいのか!?高熱にうなされやっとの思いで病魔を追い払った報いがこれか!!責任者に問いただす必要がある、責任者はどこか!?


だが、いつだって現実は冷たく、そして残酷なものなのだ。現実なんて、見るものか。


例え今からボード作りにとりかかったとしても十中八九間に合わないことは目に見えて分かっており、「それならば仮病を使ってしまえ」という悪魔の囁きを何の反論もせず聞きいれた男がここに居た。


僕だった。


不思議なことに何故だか天使が顔を見せることはなかった。

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